東京では台風一過で久しぶりに快晴が広がっています。
島根県では大雨が続いているようですので、くれぐれもお気を付けくださいね。
さて、気圧の変化によって頭痛や倦怠感といった体の不調を起こすことを気象病(天気痛)と呼びます。
梅雨の時期は特に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
実は人間だけではなく、動物たちもこの気圧の変化によって体調が悪くなることがあるようです。
・吐き気
・眠気
・倦怠感
・関節の痛み
といった人間にも起きる症状の他に、いつもより吠える回数が多い、そわそわして落ち着かないといった精神的な変化も見られます。
雨の日の猫はよく眠ると言われますが、これも気圧の変化が原因のひとつと考えられています。
また、てんかんや水頭症などの持病がある場合には、気圧の変化が引き金となり、発作を起こしやすくなることも分かっていますので特に気を付けたいですね。
何とか対策をしてあげたいものですが、自然現象に抗う訳にもいきません…。
現在のところお薬はないようですが、優しくマッサージをし血液の循環を促すことで症状が軽くなることもあるようです。
また、雨の日や台風前後にいつもより寝ている時間が多いようであれば、少し様子を見て休ませてあげましょう。
私たちもそうですが、体調の優れない時はゆっくり休みたいものですからね…。
環境の変化に敏感な動物たちは、もしかすると人間以上に気圧の影響を受けているのかもしれません。
ついつい暑さばかり気にしてしまいますが、これからの時期は台風が増え気圧の変化も大きくなりますので、いつも以上に気にかけてあげましょう。