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紫外線について考える

本部スタッフの倉西です。
今朝の東京は雲ひとつない快晴で、昨日窓を開けっ放しで寝て夜中寒かったけど意地でも閉めず薄い毛布にくるまり何度も目が覚めたから朝は若干寝不足気味で鬱々とした気分でしたがそんなもの吹き飛ばすくらいの、目の覚めるような青空です。

とはいえ、この時期の紫外線は一年でも最も強く、UVケアにも気をつけなければいけません。
※地上に到達する紫外線量が最も多いのは太陽高度の一番高い夏至(6月21日)をピークに6月から7月にかけてですが、しかしこの時期は梅雨で曇りの日が多いため、実際に地上に降り注ぐ紫外線量が一番多くなるのは梅雨前の今ぐらいの時期となります。

 

以前、犬用サングラス、通称ドッグレス(またはドッグルス)をご紹介しましたが(→「強い紫外線に犬にもサングラスが必要!?」)、日本人にはあまり馴染みのないサングラスなため、愛犬に着用させてる人を見かけることも、ほとんどないことと思います。

あれはもともと、光に弱い欧米人が(メラニン色素の少ない欧米人は、メラニン色素の多い日本人に比べ2倍も光を眩しく感じているのだとか)、「こんなに眩しいんだから犬だって眩しいに違いない」という発想からきています。

 

ただ動物にとって紫外線は切っても切れない関係にあり、もちろん人間だって太陽光がなければ生まれていません。

そして紫外線により地球環境が浄化されていることもあり、虫干しや布団干しなどの日光消毒もそのひとつで、台所で使うまな板や布巾の殺菌、また最近では浄水器に紫外線で殺菌するタイプのものもあります。

そして動物、特に昆虫には、子孫繁栄のために紫外線は必要不可欠と言えるでしょう。 昆虫は紫外線を感知することができ、それにより性別の判断ができるのです。
例えばモンシロチョウのオスの羽は紫外線を吸収しますが、メスは反射します。つまりこれは、私たちには全く同じに見えるオスメスも、モンシロチョウの目にはオスは黒がかって、メスは明るく光り輝いて見えていることになるのです。お互いのパートナーを見つけるのに、これほど便利なものがあるでしょうか?

そんな紫外線ですが、やはり直射日光はじりじりと肌を焼き暑さを倍増させますので、早く男性の日傘が当たり前の時代が来てほしいものです。

by 倉西

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