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中国で『犬の当たり屋』に見るマナー違反

今朝のニュースで、「中国で新型の犬の当たり屋が発生し話題となっている」というニュースを取り上げていました。
散歩中の犬に後ろから近づき、飼主が見ていない隙をついて自分から犬にけしかけ、咬まれてもいないのに「犬に咬まれた」と言って、飼い主から治療費や慰謝料を巻き上げる手口です。

 
 
防犯カメラに映っていた映像はこんな感じでした。

 

ノーリードでスマホを見ながら、まったく犬を見ないで後ろに歩かせる飼い主の女性。
その後ろをサラリーマン風の男が近づき、徐々に距離をつめていきます。

 
 
 
 

かなり犬に近づいたところで、男が突然不自然なポーズで犬を驚かせます。
音声はありませんでしたが、きっと「ぎゃー」とか「いてー」「かまれたー」的なアピールしたのでしょう。
もしくは、本当に犬に咬まれようとしたのかもしれませんが、びっくりした犬は噛みつくどころか、飼い主の後ろに隠れてしまいます。
 
 
 
 


それでも、女性が見ていなかったことをいいことに、当たり屋は「ここを噛まれたぞ」とばかりに飼い主を責め立て、最終的に女性はこの男性にお金を支払ってしまいました。

しかし、後から怪しんだ女性が警察に訴え、この防犯カメラの映像が決め手となって、男は逮捕されたというニュースです。

 
空前のペットブームの中国ですが、まだまだ狂犬病も蔓延しており、年間で2500人近くの人が毎年狂犬病で亡くなっています(狂犬病死者数はインドに次ぐ世界2位)。
ペットを飼う富裕層を狙った「ペットの当たり屋」行為は各地で見られ、ひとりが飼い主の気を引いている間に一人がわざと咬まれ、慰謝料やワクチンに絡めて金銭を要求するといったように、手口も多様化しています。

ただ今朝のニュース映像を見る限り、今回のケースは飼い主側にも問題大ありだと感じました。・・というより、むしろそっちに憤りを感じたくらいです。
犬の怯え方は尋常じゃなく、言うまでもなく一番の被害者は、かわいそうな思いをしたワンちゃんです。そういった意味では、まったく犬に注視せずスマホ・ノーリードで先を歩いた飼い主も、加害者といえるのかもしれません。

これは海外の極端な例かもしれませんが、ペットを飼う以上、そして不特定多数の人がいる外に連れ出す以上は、ペットの安全や周りへの配慮に気を遣う必要があることを、改めて感じさせられました。

しかし、車につっこむ当たり屋もすごいですが、それはまあテクニックで何とかなるにしても・・致死率100%の狂犬病に臆せずペットの当たり屋をするなんて・・・相当リスキーですよね。

by 倉西

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