まるで台風のような暴風雨。
久しぶりに大荒れ天気と通勤時間がぶつかり、会社に着く頃にはびっちょびちょの濡れ鼠です。
お昼の外出時も雨風の勢いはさらに増し、これは天空でただならぬことが起きてるぞと、恐々としました。
いつも被害を受けるのは、下界の弱き者たちです。
そういった意味では、四足歩行の犬や猫は人間よりさらに(頭や全身の位置が)低い位置にあるため、地面を叩きつける雨音、雨の跳ね返り、強風で飛んでくる危険物など、我々以上のリスクにさらされるているのかもしれません。
今朝も、壊れて骨がむき出しになった傘が、目の前の足元を凄い勢いで滑っていきました。
あんなのがお散歩中のペットに当たったらと思うと、ゾッとします。
もちろん、こんな暴風雨のなか散歩に連れ出すことはないでしょうが、中には“外でしか排泄できない”ワンちゃんも多くいます。
荒れた天気が続く限り、愛犬にはずっと排泄を我慢させることになってしまいますので、犬の健康管理のためにも『室内トイレ』ができるようになるといいですね。
『室内トイレ』簡単トレーニング
①通常のお散歩時、犬がおしっこするタイミングで「ワンツー、ワンツー」などの号令(今後「犬の排泄」と関連付けたい号令)をかけます。
②おしっこ中は号令をかけ続け、おしっこが終わったらトリーツなどのご褒美をあげます。
③①~②の動作を、徐々にリードを短く持って行えるようにします(狭い室内練習で排泄するポイントを間違えないように)。
④室内の排泄させたい任意の場所(トイレシーツやお風呂場など)で、「ワンツー、ワンツー」と合図を出し、犬が排泄できたらスペシャルに美味しいトリーツで褒めてあげます。
⑤定期的に行う必要があるため、例えば散歩に出る前(膀胱におしっこが溜まっているとき)に室内で排泄させてからお散歩に行くようにすると、「排泄=お散歩に行ける」とそれ自体がご褒美になり、室内トイレが習慣化します。
特に、これから梅雨の時期は、思うようにお散歩できず、人も犬もストレスが溜まるかもしれません。
室内でも問題なく排泄できるトレーニングは、きっと双方にとって快適に過ごす手助けとなってくれるでしょう。
by 倉西