アメリカから、こんな変わったニュースが飛び込んできました。
見知らぬ家に忍び込んだ女、犬を可愛がり皿洗いまでしてその場を去る(米)
このほどアメリカで、他人の家に勝手に忍び込んだ女が住居侵入容疑で逮捕された。ところがこの女は何も盗らなかったばかりか、ペットシッター兼家政婦のような仕事をしてからその家を去っていった。
通報を受けたヴィントン郡保安官事務所によると、通報者宅に見知らぬ女が裏口から侵入しリビングルームのソファーで寛いでいたことが発覚したという。
女はその後、予想外の行動に出た。ソファーで寛いでいる間にその家で飼われている犬を可愛がり、しかもキッチンに移動すると住人が食べたものだろうと思われる食器を綺麗に洗い始めたのだ。
そして一仕事終えた後、何も盗らずにその場を後にした。『New York Post』では「通常であれば報酬を貰うようなことを女は無料で行い、その場を去った」と伝えているが、女はシャイアン・ユーイング(Cheyenne Ewing)と特定され後に住居侵入容疑で逮捕された。
参考記事より抜粋
この記事によると、逮捕時この女性は他の住居のドアをノックしていたとのことですので、ここでも家政婦兼ペットシッターのようなことをしようとしていたのかもしれませんね。
しかし、犯人は麻薬中毒者とも報じられていますので、害はない(どころか家事やペットの世話もしてくれた)とはいえ、他人に勝手に家に入られ大切なペットを触られるのは、めちゃくちゃ怖いですよね。
家が荒らされていて空巣に気付くのではなく、逆にキレイに片付けられていて気付くというのも、おかしな話です(笑)
保安官「くそー、まんまと盗みおって」
被害者「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私のために洗いものと犬の世話をしてくれたのです」
保安官「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました」
被害者「・・?」
保安官「愛犬の心です」
犬「ワン!」
こんなやりとりがあったかどうかは分かりませんが、ペットのためにも不在時のセキュリティはぜひ強化したいですね!
ちなみに、ペットシッターは防犯対策としてもご活用いただけます。
長期留守にする際、溜まってしまう新聞受けや、不在期間が長いことで空巣に狙われやすくもなりますが、シッターが郵便の取り込みや空気の入れ替え、ペットのお世話で都度出入りすることで、セキュリティ対策にもなるのです。
もちろん、我々ペットシッターSOSのサービスは有償ですが、洗練されたプロシッターが心を込めてお世話させていただきます。
そして今日は、ペットシッタースクールにて、そんなプロのペットシッターを育成する『通学コース2019年2期生』の講習がスタートしています。
<本日の講座内容>
10:30~12:30『犬の行動と学習について』西川文二先生(公益社団法人JAHA認定家庭犬しつけインストラクター)
13:15~15:15『ペットシッター実務①~電話対応と打合せ~』森田葉子先生(1998年開業ペットシッターSOS両国店代表)
15:30~17:30『猫の行動学/小動物の生態』加藤由子先生(動物ライター/エッセイスト・「ヒトと動物の関係学会」監事)
画像は西川先生の「犬の行動と学習について」講座
詳細はこちら→ペットシッタースクール
今日の東京は開講日にふさわしい快晴ですが、明日からの実習は少しお天気が崩れるかも・・。
しかし、コンディションの悪いときこそ、より深い部分でテクニックやノウハウが学べますので、生徒の皆さん、ぜひ頑張ってください!
by 倉西