GWは旅行や帰省でペットと一緒にお出掛けされる方も多いと思います。
特に今年は10連休にもなりますので、例年以上にテンションも上がりますね。
ペットをいつもの環境でお留守番させる方は、引き続きペットシッターSOSに安心してお任せいただければと思いますが、今回はペット連れで出掛ける方へ向けたブログ記事です。
絶対に逃がさないようにしましょう
旅行先や途中のパーキングなど、車のドアの開け閉めの際に油断してペットがノーリードで飛び出してしまわないようにしましょう。
いつもなら見慣れた近所なので自力で戻ってこられても、知らない土地では勝手が違い、そのまま迷子になってしまう恐れや、人や車の往来が激しいところならば、接触事故を起こしてしまうかもしれません。
お出掛けの際は、いつも以上にペットの扱いに注意しましょう。
むやみなペット同士の接触は避けましょう
旅行やペットとのお出掛けは楽しくてテンションも上がり、ついつい同じペット連れを見ると挨拶させたくなるものです。
しかし、いくら飼主さんと一緒とはいえ、ペットにとっては“知らない場所”です。いつもなら上手に挨拶できるコでも、長時間の移動、初めての土地、たくさんの人、短く持たれたリードで逃げ場がない環境、などの心理状態の不安から、不用意なペット同士の接触は喧嘩に発展してしまうことがあります。
とはいえ、相手あってのことですので、もし向こうから積極的に近づいてこられたら、さっとペットを抱きかかえて接触を避ける、または「うちのこ“犬見知り”なので~」とやんわりお伝えし、距離を取るようにしましょう。
車内でのお留守番に気を付けよう
例えばサービスエリアで、すぐ戻ってくるつもりが思いの他混んでいて、犬を車で待たせてしまうことがあります。少し窓を開けておくくらいでは、車内の温度の上昇は止められません。「これぐらいの気温なら平気だろう」と思っていても、犬は前述のように知らない場所、慣れない環境、飼主さん不在の不安で、興奮状態にあり呼吸も心拍数も上がっています。
こちらが考える以上に熱中症のリスクは高まりますので、くれぐれも目を離しすぎないように注意しましょう。
(後書き)スケジュールは余裕をもって
旅行は目的地だけではなく、移動自体も楽しめるよう、心に余裕をもってお出掛けしましょう。
渋滞のイライラ、道間違え、時間に追われて急ぐ、などの飼主さんの心的ストレスは、ペットにも伝染します。
私事ですが、昔はじめて車で訪れた新宿で、母親をちょっとコンビニに下ろしている間に後ろが渋滞し、全然知らない大都会をナビ(母親)なしで走りだしたことがあります。どこかすぐに曲がって戻るつもりが、道もよく分からなくなり、夜でよく見えないし心臓ばっくばくで、めっちゃくちゃ焦りました。
その焦りに輪をかける様に、同乗していたシーズーが車内を駆け回り(当時はクレートなしで乗せていました‥)運転席にも来てハンドルに手をかけたり、母親がいないことでクーンクーンとパニックになり、それを片手で制しながら運転する私も相乗効果で不安感が増していき(笑)、犬には本当にかわいそうな思いをさせてしまいました。
『人の不安』やストレスはペットにも伝わりますので、お出掛けには万全の態勢で、ペットも飼主さんもリラックスして楽しく出掛けられるよう準備しましょう。
それでは、くれぐれもお気を付けていってらっしゃいませ。
by 倉西