今朝のテレビで、「ASMR動画」なるものが、若者の間で流行っているとやっていました。
ざっくり言うと『音フェチ』のことで、春の足音近づく今日この頃、ちょっと面白そうなので調べてみました。
話題のASMRとは?
ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、直訳すると「自律感覚絶頂反応」。人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、頭がゾワゾワするといった反応・感覚のことだそうです。
耳かきの音や、食材を包丁で切る音、彫刻刀で石鹸を削ったり、いろいろな咀嚼音を聞いていると心が落ち着き癒される、という人が急増しています。
ASMR体験で発見する新たな自分
何となく分かりそうな気もするのは、私もまだまだ若者だからかもしれません。
そこで通勤時にyoutubeをあさって色々試してみたら、思わぬフェチを見つけてしまいました・・。
これなら一生見ていられるという動画がいくつかありましたが、ちょっとそれを披露するのはとても恥ずかしく、いけないことのように感じるので、控えさせていただきます。
でもたくさん動画がありますので、ぜひ皆さんもトライしてみてください。
きっと新しい“癒し”を発見できるはずです^^
音に癒されるのは動物も同じ
聴覚の発達した犬や猫も、日々の生活の中できっと様々な音に癒されていることでしょう。
例えば家族の会話やテレビの音、飼主さんが近くにいるという生活音も、安心を与える癒しの音となっているに違いありません。
猫ならビニール袋をくしゃくしゃする音が好きだったり、犬も齧るとピーピー音が鳴るおもちゃが大好きだったりします。
ビニールの音はネズミや虫などが出すカサカサ音、ピーピー音は狩猟時代に仕留めた獲物の鳴き声に似ているからとも言われていますが、愛犬愛猫ならではの“音フェチ”を見つけてみるのもおもしろいかもしれませんね。
また動物園では、肉食動物がエサを食べている時は、あえて鳥の鳴き声などを聞かせたり、森林などの「自然の音」を流してストレスを軽減させたりもしています。これを「環境エンリッチメント」といい、聴覚以外にも生活環境の質を上げる様々なアプローチがありますので、詳しくはこちらのコラムをご覧ください(⇒ペットシッターコラム『環境エンリッチメント』)
ペットが出す音に癒される
たとえば猫のゴロゴロ音には、人間を心地よく感じさせる周波数(25~150ヘルツ)があり、フランスではこのゴロゴロ音を活用したセラピーもあります。
個人的には、犬のため息のような鼻息「プシュー」も好きですし、ググ、ギギーと鼻や喉を鳴らす音も癒されます。昔飼っていたシーズーは、冬はコタツにもぐりチンチンになるまで温まると、のそのそと布団から這い出ては「プスー」とあつあつの息を吐き出しました。その音と匂いが大好きで、犬がコタツに入ると、出てくるのを心待ちにしていたくらいです(笑)
人もペットも、様々な音の中で暮らしています。
ペットを癒し、また癒される音の共有、そして自分だけのASMRの発見も楽しみたいですね。
by 倉西