12日に川崎市に新しい動物愛護センターが誕生しました。
●処分から共生…意識向上へ川崎市動物センター「アニマモール」
川崎市は、同市高津区から中原区に新築移転工事を進めていた市動物愛護センターが12日に開業すると発表した。募集していた施設愛称は「ANIMAMALL(アニマモール) かわさき」に決まった。
開業前の3日に現地で完成記念式典を行う。
年間利用者数は約3倍増の6700人程度を想定し、関係者は「市民と動物が触れ合う機会が増え、動物愛護の精神を養える施設だ」と期待を高めている。
同センターによると、総工費は約10億1200万円。犬の収容はこれまで犬舎13・ケージ17個だったが、新施設では犬舎26・ケージ163個に拡大。
猫は部屋に収容しきれず、通路などにケージを置いて対応してきたが、新施設では十分な収容数を持つ広い部屋が設けられているといい、飼育環境が大幅に改善する見込みだ。
ファミリー層にも対応しており、犬・猫の適正飼育について市民が学べる「啓発室」や、家庭での暮らしをイメージしながら飼い主と動物の相性を見ることができる「行動観察室」などが設置されています。
名前は727件の応募から選ばれており、「『アニマル(動物)』や『守る』という音を含み、字面(じづら)から施設の内容が容易に想像できる「ANIMAMALL(アニマモール) かわさき」」が選ばれたそうです。
川崎市動物愛護センターはFacebookも掲載しています。最新情報はFacebookからもご覧いただけますので、ぜひ見てみてください。
また、川崎市公式サイトからも動物愛護センターの情報を見ることができます。
新しい施設がその名の通り動物を守っていける先駆けとなることを願っています。