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お出掛けシーズン「犬同士の接触」にご注意を


年末年始はワンちゃんと一緒に帰省される方も多いと思います。
最近ではドッグラン併設のサービスエリアも増えてきて、犬連れには嬉しい反面、わんちゃん同士の接触事故も増えてきています。

なかにはドッグカフェが併設されていたり、リードフックも多く見受けられるようになりましたが、犬が外に出られる機会が増えれば、それだけ悲しい事故のリスクも増えてきてしまいます。

お休み気分で油断してしまい、ついうっかりリードを離してしまう、誤って小型犬用のフックに中・大型犬をつないでしまう、全く初めてのワンちゃんに不用意に近づけ喧嘩になってしまう、など、人も車も多い場所では危険がつきものです。

いつもは平気な犬でも、完全アウェイで刺激がいっぱいの場所、また長時間の狭い移動から解放された高揚感で、普段とは違う行動やリアクションを起こしてしまうこともあります。

 

ドッグランではルールを守ろう

「大型犬用」「小型犬用」など書かれている場合は、自分の犬のサイズに合わせて入りましょう。 大型犬と小型犬の多頭飼いの場合、他に犬や人が誰もいなければ、ついつい一緒に入れて遊ばせたくなる気持ちも分かります。しかし、遠目から愛犬を連れて行こうとしている人に見られたら、知らず不愉快な気持ちにさせたり、利用の妨げになっているかもしれません。 自分の犬達だけでなく、多くの飼主さん、ワンちゃんが気持ち良く使えるよう、マナーはしっかり守りましょう。

 

オモチャの扱いに注意しよう

あまり刺激を助長するようなオモチャは、有効ではありません。 他のわんちゃんたちもいる中で、おもちゃを振りまわしたり投げたりすると、オモチャの取り合いからケンカに発展してしまうこともあります。 たくさん遊ばせたい、ストレス発散させたい、という気持ちも分かりますが、自由に歩かせたり、排泄や地面の匂いかぎをさせてあげるだけでも、十分気分のリフレッシュになります。  

 

リードをしていれば安全?

リードは犬の安全を守るために必須ですが、リードがあることで犬は自分の行動範囲を制限され、不用意に近づいてくる相手(人でも犬でも)に対し、攻撃的になることがあります。これは、リードによって逃げ場がないため、自分を守るため犬にとってもやむを得ない行動です。 サービスエリアのような公共の場(しかも犬にとっては初めてで不慣れな場所)では、リードをしているから安心と思わず、くれぐれも不用意に知らない人や犬に近づけすぎないようにしましょう。  

 

もし犬同士が喧嘩をしてしまったら

すぐに人間が犬と犬の間に割って入って、引き離しましょう。 “刺激の強さ”は“距離”に比例しますので、とにかく相手のワンちゃんから離れてしまいます。 間違っても犬が興奮して今まさにファイトしようとしているとき、またはすでにガウガウとやりあっているときに、「○○ちゃん!いけない!○○ちゃん!ダメよ!仲良くよ!」なんて悠長に声だけで制御しないようにしてください。 興奮している犬に届くわけもなく、それどころか「よし!やれ!もっとやれ!負けちゃだめよ!」と囃したてられているように感じ、逆効果なことも。

 

後書き

ワンちゃんとのお出掛けには、必ず「愛犬への責任」と「周りへの配慮/責任」がセットになってついてきます。 楽しい旅行や帰省が、少しの油断で台無しにならないように、くれぐれもサービスエリアでの犬の扱いには注意しましょう。 それでも、愛犬を連れて行くのは大変だぞ・・車酔いもするし、落ち着かないし、実家でも吠えっぱなし・・・という不安を抱えている方は、ぜひペットシッターのご利用もご検討ください^^

by 倉西

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