11月23日「勤労感謝の日」祝日に、『認定ペットシッター&ペットヘルパーの集い2018』セミナー懇親会を開催致しました。
会場は、ペットシッターSOS本部/ペットシッタースクールがあるオフィスから程近い「ホテル リステル新宿」にて。
当日司会を務めさせていただきましたが、“つかみ”となる最初の挨拶で、緊張をほぐすために放ったジョークが、冷や汗が出るほどダダすべりしたことは内緒です。
本セミナーは、ペットシッタースクールの修了生(有資格者)を対象としたスキルアップセミナー&交流会となっており、今回もたくさんの現役シッター、またペット関連の事業者やペット好きの皆様にご参加いただきました。
ペットシッターは現場に出ると、ほとんどの場合「個 対 ペット」または「個 対 お客様」となり、なかなか自分のお世話を客観的に、また第三者から刺激を受けサービス向上につながるようなチャンスは、(自ら積極的に求めない限り)ありません。
ですので、私たちペットシッターSOS/ペットシッタースクールでは、SOS加盟店やスクール修了生に対し、卒業後もこのような勉強会を定期的に開催しています。
最初のセミナーでは、【ペット終活のすすめ ~後悔しないペットとの共生のために~】について、ペットジャーナリストの阪根美果先生にお話しいただきました。阪根先生のプロフィールはこちら
「ペットの終活」は、ペットとの素晴らしい時間を共有し、生まれてから死ぬまでの「命」の時間を軸として捉えることで、「やりたいこと」や「やるべきこと」への適切なアプローチ、その判断や取り組み方など、後悔の無い過ごし方が見えてくるものです。
医療や保健、介護から供養まで、決して「最期」にだけフォーカスを当てたものではなく、自分が万が一のために「思い」を託す方法や、健康で元気なときから備える重要性など、とても参考になるお話をしていただきました。
個人的には、高齢になって「ペットが今まで出来ていたことが出来なくなってしまった」ときに、それを悲しむのではなく“その子の個性”として前向きに捉えてあげるというお話が、非常に感銘を受けました。
確かに、そのペットの犬生、猫生にとって、過ごしてきた“時間”や“老い方”などは、ひとつとして同じものはなく、どれもがその犬、その猫にとって、唯一無二の個性です。
そしてもうひとつのセミナーは、【検索エンジン対策の基礎とGoogleの最新動向】について、ウェブラボ株式会社の小沢修先生にお話しいただきました。小沢先生のプロフィールはこちら
この講座は“ペットの授業”というよりは、ペットシッターやペット関連事業を開業した際の、HP運営のあり方について学ぶものです。
これをすれば検索順位が絶対に上がる!というような、裏技的なSEO対策はありません。
私たちが何かを検索し、有益な情報(自分にとって必要な情報)がヒットして欲しいと願うように、Googleも“そうでありたい”という基本理念があります。
一昔前に流行ったような、ミラーサイトをたくさん作り、そこからリンクを貼って被リンク数を増やす(リンクがたくさんあるのでいいサイトと見なされる)などの行為は、今ではペナルティ対象でさえあり、内容(そのHP自体の質)が伴わないものは認められなくなってきています。
つまり外部対策よりも、コンテンツを重視する内部対策が、私たちペットシッターやペット関連事業のHPでも最も重要なSEO対策となります。
とはいえ、検索順位を決定する要因というのは、本当にたくさんあります。
そうしたアルゴリズムは非公開とされていますが、Googleが良いと評価するものが、人が良いと思うものに近づいてきていることだけは確かです。
こうしたGoogleの最新動向から、コンテンツの品質を上げていく方法を分かりやすく教えていただきました。
そしてセミナーの後には、同ホテル会場にて懇親会を行いました。
豪華(?)賞品をかけた『ペットクイズ大会』も恒例となっており、今回もチーム戦に分かれてペット知識や勘、頭の柔らかさを頼りにトライしていただきました。
・犬の飼育率トップの都道府県は?(→香川県)
・ペットの年間支出の平均を高い順に並べると?(→①治療費②フード代③しつけ)
・「ポーランド巡る兄ら」を並び変えると出てくる犬と猫の種類名は?(→ポメラニアン+ラグドール) などなど。
過去のクイズ大会の問題はこちら→①、②、③
今回のアナグラムクイズ(文字を並び変えて出てくる犬種・猫種名)は練りに練った難問を用意したつもりでしたが、さすがはペットに詳しい皆様です。ほとんどノーヒントで答えられてしまいましたσ(^_^;)
またいつか、このときのクイズ問題をブログにアップしたいと思います。
ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。
ぜひまたの機会に、お会いしましょう!
by 倉西