アメリカで2009年に誕生した“ハムボーン・アワード”は、『もっともヘンテコな保険請求をしたペット』を決めるコンテストです。
この賞の名前の由来が「冷蔵庫に閉じ込められた犬が、助けを待つ間にハムを完食してしまった」ことからきているというから、笑ってしまいますね(笑)
優勝ペットにはハム型ブロンズ像、好みのオモチャ&オヤツの詰め合わせ(巨大)が与えられますので、事故やケガで痛い思いをしたペットも報われます。
しかし、真の栄誉は候補犬を治療した動物病院ということで、なんとその動物病院には1万ドルの賞金が送られるのです。アメリカらしいユニークで大胆な試みですね。
さて、この“ハムボーン・アワード”。過去には一体どんなペットが受賞しているのでしょうか?
2011年
100個以上の岩を食べたパグ。お散歩のときのウンチが「完全に岩」だったことから、犬の異食が発覚。
2012年
庭に侵入したスカンクを追いかけ、共に穴に入り生き埋めになったダックス。消防署員に救出されたが、低体温症と酸素欠乏により救急搬送され、2日間死線をさまようことに。
2016年
飼主と格闘する強盗の間に割って入り、ナイフの大きな刺し傷を受けたジャック・ラッセル・テリア。
2017年
ハイキング中に小動物を追いかけ、身体に長い枝が突き刺さってしまった犬。脚の長さ以上の枝が身体を貫いており、もう少しで肺に届くところだったが、臓器に致命的な傷はなく、取り除く際にも傷が広がることはなかった。
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毎年数十万件の保険請求の中から選出される変わったな事故。
こんな奇妙なケースじゃなくても、ペットの事故やケガは思わぬ事態から突然訪れます。
ペットシッターSOSでは、全店が万一の事故に備えた「ペットシッター保険」に加入しておりますが、このようなコンテストとは縁遠いものであることを願うばかりです^^;
by 倉西