大型~小型の差はありますが、犬も猫も7歳を過ぎたあたりから「シニア期」と呼ばれるようになります。
そんなペット達、今や2頭に1頭がシニアといわれるほどペットの高齢化は進んでいます
高齢ペットが増えていく中で、ペットや飼主様のために何かできることはないのでしょうか。
そんなことを考えている時に高齢ペットに関する記事を見つけましたので、ご紹介いたします。
●「ペットの高齢化」で注目 往診、訪問看護の新サービス
家庭での飼育数が、犬が約892万頭、猫が952万頭(2017年、ペットフード協会)。2008年のピーク時に比べて犬が約3割、猫も約1割ほど減少しているが、依然としてペットブームが続いている。
だが、その一方でペットの高齢化が深刻な事態となっている。
「高齢で体力が衰えたり、加齢に伴う病気で衰弱したりしていると、ペットにとって通院が体力的にも精神的にも大きな負担になることがある」。
だが一般の動物病院では、診療時間以外は手術や検査に充てられることがほとんどで、往診まで行う余裕があるところはごくわずかなのが現状。
そんななかで注目されているのが、ペットの往診サービスだ。
通院が難しくなる理由には、飼い主の高齢化もある。
特に、大型犬を飼っていたり、多頭飼いだったりすると、高齢者は体力的に動物病院に連れていくのが難しくなることが多い。
そうした人たちにも往診サービスは歓迎されているという。
往診希望の3、4割は高齢のペットに対する緩和ケア(完治を目的とした治療ではなく、痛みや苦しみを少しでも減らすためのケア)とのこと。
「ペットの介護は入院して集中治療を行うことだけが正しいと考えられがち。だが、『最後の時間を病院ではなく自宅で』と考える人もいる。動物医療にもさまざまな選択肢があったほうがいい」
近年、往診サービスだけでなく、訪問型の介護サービスも需要が高くなってきています。
当スクールでも今後増えていくであろう「シニア期」のペットのために、どうお世話をすればいいのかが学べる「ペットヘルパー養成講座」を併設しています。
この「ペットヘルパー養成講座」は、ペットシッター業務のパイオニア<ペットシッタースクール>が開講する、高齢ペットのお世話や介護を専門的に行うための知識やケア技術を身に付けるための新時代の講座です。
ペットビジネスに関わる方々にもお薦めしたい講座ですが、ご家庭の愛犬・愛猫の老化や病気などに悩む飼い主様、生涯にわたる十分な介護ケアをお考えの方にもお薦めいたします。
また、実際に受講された方々の声もホームページに掲載しております。
その中でも私が特に印象に残った声は、
「なんとなく知識として持っていることが、きちんとした論理で説明されていることで、はっきりとした知識にすることができました。」
「なんとなく知っている知識」は数多くあると思います。
しかし、その「なんとなくの知識」を実践するとき不安にならないためにも、「はっきりとした知識」に変えることは大切だと思います。
「ペットヘルパー養成講座」は下記からホームページからご覧いただけます。
「受講者の声」も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。