本部スタッフの倉西です。
朝晩と、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。
自他共に認める暑がりな私も、昨日はようやくエアコンなしで眠ることができました。
季節は夏から秋へとバトンをつなごうとしています。
~秋深し、隣は何をする人ぞ~
人は何かと隣が気になるもので、“人の振り見て我が振り直せ”という言葉があるくらい、他者の不快な言動には過敏に反応したりしますね。
隣の芝生は青く見えますし、隣の晩御飯は突撃してみたくなります。
しかし、隣が気になるのは動物たちも同じで、ペットが私たちの口まわりをクンクン、ペロペロするのも、「何かおいしいもの食べてきた?」という挨拶のひとつ。動物にとっても、“生きる”上で隣を気にすることは、とても有意義なことなのです。
口のニオイを嗅ぎ合う猫の挨拶
“生きる”ために視野を広げた草食動物たち。その中でも特に視野の広い馬は、隣どころか350度と後ろまでほぼ全体が見えています。
“食べられる動物”ほど目は顔の両サイドにつき、常に近隣を気にしているのも、全ては敵から身を守るため、“生”を勝ち取るためなのですね。
これから、ますます秋は深まっていきます。
過ごしやすくなる季節。隣を気にしつつも、読書やスポーツ、芸術の秋で自己を高めていけるような、そんな季節にできたらいいですね。
by 倉西